五十肩の「腕が上がらない」には

肩の関節が痛んで、上がらなくなる五十肩。五十肩とは言いますが、実はもっと若いときから起こります。

 

三十代の方では「肩関節周囲炎」。

四十代の方では「四十肩」

 

五十代から上はサービスで、何歳であっても「五十肩」といいます。

 

上がらないのは肩関節の詰まり

 五十肩で、肩が腫れて痛む期間は、平均で1ヶ月くらい。その後は腫れが引いて痛みも減ってきます。

ところが、その後に腕が上がらない症状が残ることがあります。

 

この肩関節の固さは、関節が腫れた後に起こる、タンパク質の沈着です。たとえて言えば糊や接着剤が関節の周りに詰まっているようなもの。

 

動きを改善するには、動きを邪魔している詰まりを取る必要があります。


動かすときの方向が大事

接着剤でくっついているようなものなので、そのくっつき部分を取れば、動きは回復します。

 

一般的に知られている方法の一つが、頭にあるような振り子運動です。おもりを持つことで関節に引っ張りを掛け、動かしてくっつき部分をとってゆきます。

 

ただ、この方法は腕を引っ張る方向が下方向だけで、広い範囲のくっつきには対応するのが難しいです。

 

そこで、関節リリースがおすすめです。


ちょっとズラして動かす技術

関節リリースでは、患者さんの腕を動かす手と、肩に添える手の両方を使います。関節にわずかなズレやねじれを加え、くっついている部分に力がかかるように操作することで、関節の詰まりをとってゆきます。

 

適正な方向を見つけられると、それほど大きな力を加えなくても詰まりがとれ、動く範囲が広がってゆきます。

 

リスクの少ない方法ですので、腕が上がらなくてお悩みの方は、ぜひご相談ください。

 

 

写真は関節リリースのDVDから。

施術をしているのが院長です。


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